ここりっちへ相談があったのは、ご夫婦が入居する施設からでした。
今までは、遠方に住む甥っ子が定期的に対応していましたが、緊急時の対応はできないとお断りをされ、やむを得ず施設スタッフが対応することがありました。
緊急時にくわえ、遠方からの甥っ子さんの移動、にご本人たちもこれ以上迷惑を掛けられないという思いが強くなり、近くで頼れるところを探していたとのことでした。
ご夫婦にはお子さんはいなく、今まで夫婦で支え合ってきましたが、ご主人も持病を抱え、奥様は認知症を発症しており、お互いにサポートすることが少しずつ難しくなってきました。
そのようなことも重なり、何かあった時に頼れるところが欲しいと強く思うようになったと言っていました。
私たちはご本人の意思や判断能力が重要となります。
このことをご主人にも理解していただき、まずはご主人の契約を行い進めました。そして、話すのが苦手になってきたお奥様の契約は、「成年後見人」を申し立てるところからスタートしました。
もちろん、契約済みのご主人のサポートをしながら進めることができたので、手続きもスムーズに行えています。
少しずつ感じる体調の変化やこれからの悩み。
考えても尽きないこともありますが、困っていることや叶えたいことを、私たちに話していただくことで、何か解決できる糸口を一緒に見つけることが出来るかもしれません。
公的なサービスと民間の柔軟なサービスを利用することで、これからの人生を安心して過ごせる選択肢が増えると思います。
ぜひ、自分らしく過ごせる選択肢の一つに「家族代わりの身元保証サービス」をご検討ください。
一般社団法人ここりっち
0287-53-7617